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ゾンビ対策⑥ 銃火器を用いずにゾンビと対峙する方法

最終更新日:

執筆者:高荷智也

銃火器や刀剣類を用いずにゾンビと戦う場合は、トラップやロープを用いてゾンビを足止めし、鈍器で頭部を破壊するようにします。また周囲の監視役、おとり役、トドメ役と、必ず複数人で1体のゾンビと対峙するなど、有利な状況で戦闘をすることが重要です。

警察や自衛隊が機能している場合

 ゾンビの発生が局地的なものであったり、身体能力や知能が低く爆発的な感染にいたらなかったりした場合は、いずれ警察や自衛隊により制圧されることになります。このような状況においては、武器を持たない民間人がゾンビと戦闘をする必要も理由もありませんので、安全宣言が出されるまで自宅や建物内に立てこもり、危険を避けることが最良の手段となります。

民間人が銃火器を用いずにゾンビと戦ってよい状況とは

 銃火器を持たない民間人がゾンビと戦ってよいのは、綿密な戦闘の準備を整えて有利な条件で戦いを挑むことができる場合に限られます。避難行動時や準備ができていない状況では、ゾンビと戦うことは得策ではなく戦闘を回避することが重要ですが、きちんとした準備が整っており、また警察や自衛隊が機能していない状況においては、「反撃」を挑む場合があります。

人間側に有利な場所で戦いを挑む

 ゾンビとの戦闘は、あらかじめ複数の退路を用意した空間におびき出した上で、事前に設置した罠(トラップ)を駆使して行います。落とし穴や網を使ってゾンビの動きを止めることができれば、頭上からブロックなどを投げ落として頭部を破壊したり火を放ったりするなど、距離を取った対応が可能です。士気を高めるためにも、戦闘は晴れた日中に行いましょう。

安全な敷地内にゾンビを誘導して少しずつ仕留める

 ゾンビとの戦闘で避けるべきは、大量のゾンビに囲まれて飽和状態となり収拾不能な状況に陥ることです。そこで、拠点としている建物や施設内に外部からゾンビを誘い入れ、数体が入ったところで扉やゲートを閉ざし新たなゾンビの侵入を防ぎ、数体のゾンビを確実に仕留め、また次のゾンビを誘い入れるという作戦が有効になります。なおゾンビが殺到して扉が閉められなくなった状況を考慮し、開閉部は二重、三重の構えにしておきましょう。

落とし穴や網を駆使して戦う

 ゾンビと戦う際にはウィルス感染を防ぐため、近接戦闘を避けて遠距離から攻撃をすることが重要です。しかし遠距離攻撃に有効な銃火器やクロスボウなど殺傷力の強い弓はなかなか入手ができず、入手できても訓練をしなければまともに使えないため、ゾンビを足止めしつつ、威力の高い鈍器などでとどめをさすことになります。落とし穴や投網を活用してゾンビの動きを封じるとよいでしょう。この場合は火を付けて燃やすことも有効です。

ロープやガムテープでゾンビの動きを止めて戦う

 ゾンビの動きを止めるために、ロープ上のものを使うことも有効です。長いロープ、ガムテープ、あるいはサランラップなどを伸ばして2名で両端を保持し、ゾンビの手が届かない遠方からゾンビに巻き付けていくと安全です。このような動きが取れるように、ゾンビとの戦闘は広い部屋や広場で行えるようにするとよいでしょう。

建物の段差や直線の通路など地形を生かして戦う

 ゾンビが段差をよじのぼれないのであれば、誘い込んだゾンビに対して建物の上階や屋上から石や重量物を落として攻撃をすることが考えられます。また長い直線上の通路や道路にゾンビを誘い出し、遠距離から大量の弓矢・投げやり・砲丸などを浴びせることも有効です。ゾンビが接近してきたらファランクスよろしく長い槍を用いて接近する前に仕留めましょう。

複数人で一体のゾンビを相手にする

 ゾンビと“サシ”で戦えるのは、銃火器を持つ訓練された兵士だけで、民間人は必ず複数名で一体のゾンビに挑むようにします。この際には、周囲の監視役・おとり役・動きを止める役・とどめを刺す役などを用意して、一体ずつ確実にゾンビの数を減らしていけるようにします。ゾンビの新手が現れた場合は無理をせず撤退をして、再度隙を狙うようにします。

ゾンビと戦う際には監視役を複数設置する

 拠点にゾンビを誘い出して戦闘を挑む際には、戦闘をする場所の周囲に複数の見張り役を設置します。新たなゾンビの侵入がないか、入って来たゾンビにおかしな動きがないか、味方が作戦通りに動けているかなど常に状況を確認し、異変があればすぐに撤退の指示を出せるようにしておくことが重要です。この際には撤退の合図を決めておき、笛や太鼓、花火やのろしなど戦闘中止をすぐに知らせられる様にしておきましょう。

チームで1体のゾンビを相手にする

 銃火器やクロスボウなど、精度の高い飛び道具があればゾンビの正面から戦いが挑めますが、こうした武器がない場合は近接戦闘でとどめを刺すことになります。そのため、ゾンビ1体につき2~3名のチームを組んで、おとり役とトドメ役に分かれてゾンビと戦うようにします。また常に増援を出せるようにしておき、万が一ゾンビに捕まれた場合などにすぐ助けられるようにしておくとよいでしょう。

対ゾンビ戦の基本的なフォーメーション

 まずおとり役がゾンビ1体を誘い出します。次にリーチの長い棒や、刺股(さすまた)、あるいはロープなどを使って複数人でゾンビの動きを止めます。そして、おとり役がゾンビの気を引いているうちに、とどめ役がゾンビの背後に周り鈍器を使って後頭部から頭部の破壊を狙いましょう。遠距離攻撃が可能な武器を活用したいところですが、銃火器やクロスボウなどがなければ難しいため、原則は近接攻撃でとどめをさします。

おとり役がゾンビの注意を引き、トドメ役が殴りかかる

 銃火器を用いずにゾンビと戦う場合は、鈍器でゾンビの頭部(脳)を破壊する必要があります。しかし鈍器はリーチが短いため、必ずおとり役を準備してゾンビの注意を引かせ、そのすきに後方から頭部を一撃するという方法が有効になります。おとり役に「刺股(さすまた)」などを持たせてゾンビの動きを封じさせられるようにできればより安全です。

遠距離攻撃のみでとどめを刺す

 トラップやロープなどを使ってゾンビを足止めできるならば、遠距離攻撃でトドメを指すことも検討します。高い所からブロックやボーリングの玉などを投げ落として頭部を破壊したり、物干し竿の先端に包丁などを取り付けて長槍を作り、10名程度が一斉に1体のゾンビに襲いかかってメッタ刺しにするなど、近づくまえに動きを止められればより安全です。

ゾンビ戦を行う際の武器

 学校や金融機関などに設置されている刺股(さすまた)が準備できれば、複数のさすまたでゾンビの動きを封じ、その隙にとどめを刺すという作戦が有効です。とどめを刺すための武器としては、スコップ・ハンマー・ツルハシなどの工具、クワやスキなどの農具、金属バットやゴルフクラブなどのスポーツ用品が考えられます。ただしこれらは本来武器ではありませんので、きちんと効果を出そうとした場合にはそれなりの覚悟と練習が必要になります。

サイト管理者・執筆専門家

高荷智也(たかにともや)
  • ソナエルワークス代表
  • 高荷智也Tomoya Takani
  • 備え・防災アドバイザー
    BCP策定アドバイザー

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