Voicyそなえるらじお #3『防災今日は何の日?1930年:北伊豆地震』
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、11月26日(木)、本日も備えて参りましょう!
防災今日は何の日?「北伊豆地震(1930年)」
本日11月26日は、ちょうど90年前の本日、1930年(昭和5年)に「北伊豆地震」が発生した日です。
- 北伊豆地震・別名を「伊豆大震災」
- 1930年(昭和5年)11月26日 朝4時2分に発生
- マグニチュード(M)7.3
- 最大震度は静岡県三島市で観測された「震度6」
- いわゆる直下型の地震です
この放送を収録しております、私の事務所「そなえるLAB」が、この北伊豆地震の震源地である、静岡県三島市にございます。ちなみに三島市、食べ物では「うなぎ」と「コロッケ」推しな地域ですので、お立ち寄りの際にはぜひご賞味ください。
北伊豆地震の被害
- 地震の大きさマグニチュード7.3は、ちょうど1995年の阪神淡路大震災と同じ大きさです
- 阪神淡路大震災も早朝の地震でしたが、北伊豆地震はさらに早い朝4時2分の発生ということもあり、火災の発生が少なくすみました
- 一方、土砂災害や、家屋の倒壊などが多発したこともあり、死者・行方不明者は272名と、大きな被害を出しております
北伊豆地震の特徴と教訓
- この地震は、地震の前から群発地震が多数発生したことが特徴
- 発生9ヶ月前から2千回を超える有感地震が生じていた
- このような群発地震は珍しいものではなく、度々全国で観測されている
- ただ、その後に大地震が必ずくる訳ではないし、また多くの大地震は前兆現象なしで突発的に発生しますので、基本的には今この瞬間に大地震がきたらどうするか、と考えて準備をすることが必須となります
本日も、ご安全に!
地震対策の基本は、つぶれない家に住み、家具を転倒させないことです。ベッドに直撃する場所に大きな家具などが置いてないか、ぜひご確認ください。それでは皆さま、本日も、ご安全に!