Voicyそなえるらじお #5『防災アイテムの保管場所』

最終更新日：2020年11月30日

執筆者：高荷智也

おはようございます！備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、11月30日（月）、本日も備えて参りましょう！

防災用品の置き場所について

非常時に持ち出したい防災リュック、通勤や通学時に持ち歩いているちょっとした防災グッズ、ライフラインが停止した際に活用する備蓄品、また職場で用意している救助用品など、防災グッズにも色々ありますが、用意したこれらのアイテムをどこに置いていますか？

避難時に持ち出したい防災リュック
自宅が、津波・浸水・土砂災害・大地震による大規模な延焼火災など、「走って逃げなければ死ぬ」ような災害が生じるエリアにある場合は、命を守るための準備として重要
状況によっては、1分1秒を争うような状況もあり得るため、素早く持ち出せる場所で保管する
非常持出袋を入れていた棚が倒れて取り出せなくなった、押入に入れていたが室内がメチャクチャで近づけなくなった、などが生じないように、玄関などの近くで保管するようにする

通勤や通学時に、防災グッズを持ち歩いている方、全体で見れば少数かと思いますが、危機意識が高く素晴らしいことです
色々なアイテムを持ち歩きたくなりますが、それほどたくさん持ち歩ける訳ではないので、厳選が必要ですね
特に持ち歩きたいのは、暗い場所で停電した場合に必要なライトと、身動きが取れなくなった際に助けを呼ぶホイッスル、また防犯を兼ねてブザーがあってもよいですね
しかしこれらのアイテム、きっちり鞄にしまい込んでしまうと、必要な時に素早く取り出すことができなくなるため、手を伸ばせば届く場所、鞄などにぶら下げておくのがよいです

日常的に防災グッズなどをそろえている方は、その時点で防災意識がとても高い方と言えます。せっかくの準備を無駄にしないため、そろえる中身とあわせて、どこに置くか、についてもぜひお考えください！それでは皆さま、本日も、ご安全に！