Voicyそなえるらじお #6『防災今日は何の日?カイロの日』
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、今年も残すところあと1ヶ月となりました、12月1日(火)、本日も備えて参りましょう!
毎年12月1日は「カイロ」の日
本日12月1日は、「日本カイロ工業会」が定める「カイロの日」だそうです。カイロ工業会のWebサイトに掲載されております由来を見てみますと…
- 1981年にカイロメーカー46社が集まって設立された「日本使い捨てカイロ同業界」
- 1991年に設立10周年を記念して、「カイロの需要がピークを迎える12月の最初の日」である12月1日を「カイロの日」として制定
- 以来、カイロについての正しい知識の普及と需要促進を目的とした啓蒙活動を実施している
- …だそうです。
冬場の防災グッズでも、カイロは有効です
- 現代日本においては、災害で停電が発生すると冷暖房が難しくなる
- エアコンは停止、電気ストーブやオイルヒーター、コタツや電気カーペットなどの家電は全滅
- 石油ストーブも、ファンヒータータイプの物は停電すると使えない
- ガス給湯器も停電すると停止する
- ということで、ファンヒーター以外の石油ストーブや、カセットガスストーブなどの準備がないと、暖房器具がゼロということもあり得ます
- 災害時は火災が発生しやすく、また消防車などが出動できない可能性があるため、火災を招く原因となるたき火などは絶対にNG
- 毛布や寝袋などの防寒器具は、あくまでも防寒であり、人間の体温頼みとなる
- ということで、電気を使わず、火災の心配のない、使い捨てカイロはなかなか優秀な防災アイテムということになります
本日も、ご安全に!
防災アイテムの季節入れ替えを
- ちなみに本日12月1日は、毎年4回ある「防災用品点検の日」でもあります。
- 冬物の着替え、防寒着、使い捨てカイロなどを、非常持出袋などに入れておくと、冬場の避難時に役立ちます。
それでは皆さま、本日も、ご安全に!