おはようございます！備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、12月28日（月）、本日も備えて参りましょう！

年内最後の放送です！ありがとうございました！

本日のテーマは「防災雑談」です。

1994年12月28日 三陸はるか沖地震

• 26年前の本日、1994年12月28日の21時19分、三陸沖でマグニチュード7.6の大地震が発生しました。死者3名を生じさせた「平成6年・三陸はるか沖地震」です。
• この20日後に発生したのが、1995年の阪神・淡路大震災と言うことで、なかなか慌ただしい年末年始となったのが、94年から95年だったようです。まだSNSなどがない時代ですから、地震そのものに気づいていない方も多かったのではと思います。
• 大地震は人間に忖度してくれません、クリスマスだろうと、年末だろうと、年始だろうと、いつでもどこにでもやってきます。
• お正月に食べるおせち料理は、保存食としての役割も持っていたそうですから、親戚一同が集まる機会に…といっても、ことしはCOVID-19で難しいかも知れませんが、お正月に防災の話をするのもよいものです。
• 特に、遠くの親戚と会う機会が得られる際には、ぜひ大規模災害発生時に、お互いに疎開をしあう、ということを決めておくと必ず役立ちます。

Voicyを始めて1ヶ月たちました

• voicy 死なない防災！そなえるらじお
• 11月24日にスタートをしまして、平日朝7時に更新を続け、今回で25回目となりました。なんとか1ヶ月間継続して参りましたが、音声メディア、なかなかどうして、大変ですが楽しい媒体ですね。
• 先に運営している、YouTubeそなえるTVなどと、どう使い分けていくかと言う点については、まだまだ試行錯誤が続く状況ですが、引き続き防災トークを展開して参りたく思いますので、どうぞご視聴下さい。

天災は忘れた頃にやってくる

• さて、2020年も残すところあとわずかとなりましたが、12月31日と言えば、物理学者「寺田寅彦（とらひこ）」博士の命日です。
• 寺田寅彦博士は、85年前、1935年に57歳の若さでお亡くなりになっておりますが、この方をご存じでしょうか。
• 名前は知らなくても、「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉は、聞いたことがあるかもしれません。この言葉を残したのが、寺田寅彦博士だと言われています。
• 日本は、自然災害大国です。自然現象としての、大地震・噴火・台風・大雨などは、いつどこで発生してもおかしくありません。
• そして、これら、地震や台風と行った自然現象に対する、防災対策を忘れた時、この自然現象は「災害」となって私たちに襲いかかって来ます。
• 普段から防災対策をきちんと行えば、多くの自然現象は恐るるに足らず、無視することができます。しかし防災を忘れた瞬間、災害に直面することになるのです。
• 年末、今年はステイホームです。家具の固定や備蓄品のチェックなど、ぜひ確認をしてみてください。

本日も、ご安全に！

「しなない防災！そなえるらじお」の年内の放送は、今回がラストとなります。次回の放送は、年明け1月4日（月）の朝7時を予定しております。

それでは皆さま、本年、残りの期間も、ご安全に！