Voicyそなえるらじお #76『震災対策技術展・増えるアレルギー対応非常食』
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、3月18日(木)、本日も備えて参りましょう!
震災対策技術展・横浜 2021にいってきました
前回 #75の放送でご紹介しておりました通り、昨日は神奈川県横浜市の展示場、パシフィコ横浜で開催中の、「震災対策技術展・横浜」へいって参りました。セミナー講師をさせていただいたのが主目的ですが、あわせて展示会、全てのブースを見学することができ、いろいろな情報収集をすることができました。
最新の防災グッズ・防災設備・防災サービスが一堂に会する展示会は、心がぴょんぴょんいたしますね、素晴らしい1日でした。
アレルギー対応の非常食が増えています
- 防災展示会では、非常食なども数多く展示されております。
- 以前は、「美味しい非常食」というテーマで、味にこだわったものが数多く展示されておりましたが、
- 最近は「美味しいのは当たり前」さらにどんな付加価値がつくか
- という辺りで、様々なメーカーが試行錯誤されています。
- その方向性のひとつが、アレルギー対応非常食です。
- 以前は一部のメーカーが取り組んでいたアレルギー対応ですが、
- 最近は数多くのメーカーが、美味しくて、そのまま食べられ、しかも
- アレルゲン特定原材料7品目、および
- 特定原材料に準ずる20品目、を使っていない
- 非常食が、多くなってきています。
- 例えば今回の展示会では…
#震災対策技術展
— 高荷智也 (@sonaeru) March 17, 2021
■非常食
定番の出展社、そなえるTVでも紹介しています
・サバイバルフーズ
→25年保存非常食、しかもおいしい
・レスキューフーズ
→どこでも温かい食事が取れる
・えいようかん
→耐衝撃/高熱性能、大きい箱がかわいい…
・永谷園
→最近非常食のラインナップ増加中 pic.twitter.com/NU86XuJkOP
アレルギー対応は自助が中心
- 近年では、食品アレルギーの問題も広まりつつあり、
- 避難所運営のガイドラインやマニュアルなどにも、炊き出しでつかった食材を掲示したり、
- 牛乳パックをまな板として再利用することを避けたり、
- といった対応が徐々に進められて来ています。
- しかし、非常時にどのような状況となっているかは分からず、被害の大小によっては、支援物資にアレルギー対応の食品が含まれるかどうかも分かりません
- 食品アレルギーを持っている家族がいる場合は、できるだけ避難所へ行かない準備を行いつつ、
- 必要な非常食についても、ある程度自前で確保することが求められます
- 特定原材料不使用の非常食が増えていますので、試食をして、美味しいもの、非常時にも食べられそうなものを、ぜひストックしてみて下さい
本日も、ご安全に!
ということで、震災対策技術展の簡単な紹介でした。展示会は本日、3月18日まで、パシフィコ横浜で開催されております。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!