おはようございます！備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、1月27日（木）、本日も備えて参りましょう！

人類総研究者時代

本日のテーマは「災害データの入手と活用」です。

• 昨日1月26日、実験的な防災動画を、YouTubeそなえるTVで公開いたしました。
• 普段のYouTube動画では、大きなモニターにプレゼン資料を投影し、パネル解説的にお話をするスタイルで撮影しているのですが、
• 今回はパソコン画面のキャプチャ動画をメインに、顔を小さく表示させる、ゲーム実況動画のようなスタイルで撮影をいたしました。
• おおむねご好評をいただくことができましたので、今後突発的な災害などが発生した際の解説などに、使えそうだなと思っています。

災害・防災データの入手

• ところでこの動画では、気象庁の震度データベースというWEBページをご紹介していますが、昨今、地震に関する情報や、気象に関する情報などを、無料かつ手軽に入手できるようになっており、これは大きな進化だと考えております。
• 私も良く使うサービスとしては、
• 地震であれば、
• 気象庁の震度データベース
• アメリカ地質調査所（USGS）のLatest Earthquakes
• 気象情報であれば、
• 気象庁の過去の気象データ・ダウンロード
• などのページから、CSVデータを入手し、各種分析などに使っています。

便利です

• 一昔前には、このようなデータを入手することは、一般人にはできませんでした。また入手できたとしても、一般人にはこれを分析する手法がありませんでした。
• しかし現在では、パソコンとインターネット環境さえあれば、様々なデータの入手や、Excelなどのソフトをつかった分析を誰でも行うことができます。
• もちろん、技術的に可能というだけであって、実際にデータ分析をするためには、それなりの知識なり、手順なり、そもそもなにを分析してどんな結果を取り出したいのか、というセンスが求められますが、
• 少なくとも入口に関して開放されていることは、素晴らしい時代だなと思います。
• 私自身も、昨日のYouTubeそなえるTVの動画のような、データ検証の手順を公開する動画など、今後もご紹介して参りたいと思いますので、ぜひ皆様もExcelを叩いて遊んでみてください。

本日も、ご安全に！

ということで、本日は「災害データの入手と活用」のお話でございました。

• 災害に関する情報と言えば、緊急地震速報をはじめとして、自治体から発表される避難指示などの避難情報や、気象庁から発表される防災気象警報や、キキクルなどによるリアルタイムな危険度情報などもあります。
• スマホの普及により、昔なら一般人が触れられなかった、リアルタイムな災害情報を入手できる時代です。せっかくの情報、生かすために、どんな情報がでたら避難を始めるのか、などはぜひ決めておいて頂きたいと思います。

それでは皆さま、本日も引き続き、どうぞご安全に！