Voicyそなえるらじお #458 台風前には冷凍庫をパンパンに、停電に備えた冷凍庫のお作法は?
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災!そなえるらじお」、10月18日(火)、本日も備えて参りましょう!
10月18日は冷凍食品の日
本日のテーマは「冷凍庫の停電対策」のお話です。
- 毎年10月18日は「冷凍食品の日」です。
- 10月は冷凍(レイトウ)のトウ(10)につながること、18日は冷凍食品の世界共通の管理温度マイナス18℃以下から10月18日を冷凍食品の日と定めました。1986年(昭和61年)に制定された日本の記念日ということです。
- 冷凍食品は肉や魚などのタンパク質を「イイ感じ」に長期保存できる貴重な技術、冷凍すれば腐敗の心配がなくなりますので、食品添加物などを使わずに安全に保存できるのもよいですね。
- しかし冷凍庫には電気が必要です、突発的な停電が発生すると困ってしまうのですが、本日はこの辺りのお話を少々。
冷凍庫のお作法
- 冷凍庫は常にパンパンに
- 保冷剤、ペットボトル水(8分目)、ビニール袋に入れた水でも。
- お水を凍らせる際には破裂に注意、金属の保存水は破裂します。
- 液体の水が凍って固体の氷になると、体積が約1割膨張します。そのため、例えば500mlのペットボトルに水を入れる場合は、膨張分の1割りを考慮して水は9分目まで、より安全にいくなら8分目にするのがおすすめです。
- ただ、個人的な検証では、ペットボトルやパックに詰められた水は膨張はしますが破裂はしませんでしたので、満水でも大惨事になる可能性は低いと思われます。
- ちなみに冷凍庫はそれそのものがクーラーボックスです、停電時には開けないことがいちばん、中身がパンパンであれば真夏でも1日以上冷気が持ちます。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「冷凍庫の停電対策」のお話です。
それでは皆さま、本日も引き続き、どうぞご安全に!