Voicyそなえるらじお #449 Jアラートを受信するための方法と、なった際の行動の基本
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災!そなえるらじお」、10月5日(水)、本日も備えて参りましょう!
2017年ぶりのJアラート
本日のテーマは「J-ALERT」のお話です。
- 今年2022年の3月の放送でもお話をした「Jアラート」による弾道ミサイルの発射情報、3月はロシアによる核戦争の脅威が高まるという最悪な状況におけるお話でしたが、本日は北朝鮮によるミサイル発射に対してのお話です。
- 10月4日の早朝、7時27分と29分、北海道・青森県・東京都の島嶼部に対して、「全国瞬時警戒システム」Jアラートが出されました。
- 東京都心でも誤報という形でサイレンなどが鳴り響いたということですが、これは2017年以来5年ぶりのJアラートによる警戒の呼びかけでした。
Jアラートが鳴った際の行動について
スマホアプリについて
- 弾道ミサイルの情報は、防災行政無線だけではなく、携帯電話宛にも配信されます。これも元締めは消防庁の送信システムですが、Jアラートで防災行政無線を強制起動する際には、ドコモ・au・SoftBank・楽天モバイルなどの携帯電話会社へ情報が配信されます。
- この情報は、ドコモならエリアメール、au・SoftBank・楽天モバイルなら緊急速報メールという形で、お手持ちのガラケーやスマートフォンに届きます。
- ただし、エリアメールや緊急速報メールは、携帯電波を受信していなければ受け取ることができません。これは緊急地震速報と同じ弱点です。
- Jアラートの情報は、Yahoo!防災速報アプリや、NERV防災アプリなどでも受信することができますので、これらのアプリをスマホや、またSIMカードを挿していないタブレットにインストールしておけば、携帯電波が使えない状況や、自宅のWi-Fi専用端末でも、弾道ミサイルの情報をキャッチすることができます。
- 防災行政無線の音が聞こえない、また携帯電波も入らないような場所にいる場合は、スマホアプリでJ-アラートと同じ内容の情報を受信するようにしてください。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「J-アラート」のお話でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、どうぞご安全に!