Voicyそなえるらじお #486 防災的に考える「乗り物」の座席、こだわるべきかどうか?
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災!そなえるらじお」、11月30日(水)、本日も備えて参りましょう!
防災を嫌いにならないために
本日のテーマは「乗り物と座席」のお話です。
- 本日はコメント欄にいただきましたご質問への回答です。
- 放送は『#482 「そなえるらじお」は誰が何を聞いている…感謝の放送開始2周年!』
- 「さるもよしも」さんからコメントをいただきました。
- 新幹線や高速バス、飛行機などの交通機関を利用する場合、高荷さんならどの席を選びますか?窓側、通路側、前の方、後ろの方、、、この席が一番安全かな等いつも試行錯誤していますが、指定する席について高荷さんのこだわり等あれば教えてください。
場所についてはこだわらない
- 統計的には、飛行機は後部座席が比較的安全、バスは運転席の後ろでかつ通路側が比較的安全、といった話はあるそうです。列車に関しては、先頭が比較的危険ですが、中間車両などが被害を受ける事故もあるため、ここが絶対大丈夫ということが言いづらいです。
- 個人的には、座席はこだわらないようにしています。
- まず、交通機関の事故に巻きこまれる可能性はかなり低いこと。
- さらに、絶対に安全な場所・危険な場所がきまっていないこと。
- こだわりをもって、この座席がよいと決めてしまうと、その座席に座れなかった場合にひどいストレスを受けますし、乗り物に乗るのが嫌いになりそうですし、同行者にもイライラをぶつけそうなので、基本的に「場所」についてはこだわらないようにしています。
- 防災全般、無理をしない、長続きしないことをやらないことが重要です。
シートベルトはしめよう
- ただ、場所にはこだわりませんが、その場所でできる安全対策はするべきだとおもっています。
- 乗用車やタクシーなどは、後部座席であってもベルトを締める。
- 電車やバスはしっかりとつり革や手すりを握れるようにする。
- 航空機は…特にできることはないですね、非常時の脱出のお話を毎回ちゃんと聞く、とかでしょうか。
- 「座席の場所」にはこだわらず、その場でできることは毎回する、これが防災を嫌いにならないポイントかなと思っています。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「乗り物と座席」のお話でした。
それでは皆さま、本日も引き続き、どうぞご安全に!