Voicyそなえるらじお #306 終わりなき防災ロードの走り方と、私が防災を続ける理由。
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災!そなえるらじお」、3月1日(火)、本日も備えて参りましょう!
月初の自己紹介とちょっとしたお話の日
本日は3月初回の放送となりますので、まずは月初の自己紹介からさせていただきます!
こんにちは、備え・防災アドバイザーの高荷です
- 2020年11月にスタートした、当チャンネル、『Voicy・死なない防災!そなえるらじお』、先月2月末で、放送306回、そしてフォロワー様数が1100名を突破いたしました!
- 防災という地味なテーマで、ここまで放送を継続をすることができましたのも、毎日多くの皆様にお聞き頂き、コメントやいいねボタンなどのご評価を頂いた結果となります。本当にありがとうございます!
- 当チャンネルは、個人と家庭の備えと防災をテーマに、大地震や水害などの自然災害を対象とした防災、感染症パンデミック対策、あるいは銃火器を使わないゾンビへの備え方まで、「防災をライフスタイルにする」ための様々な情報・ノウハウを紹介する番組として運営を行っております。
- 少しずつチャンネル登録をいただく方が増えておりますので、毎月初回放送では、そもそも私が何者なのか、という簡単な自己紹介からスタートさせていただきたいと思います。
自己紹介
- 私は、「備え・防災アドバイザー」という肩書きで活動をしております、高荷智也と申します。
- どこかの大学や研究機関、あるいは防災関連の企業に所属しない、フリーの専門家という立場で活動をしております。
- 家庭の防災対策や企業の危機管理などを大テーマに、
- 講師業…講演会やセミナーなどでお話をしたり、
- 執筆業…雑誌やwebメディアなどでコラムを連載したり、様々な防災記事の監修を行ったり、
- コンサル業…企業と契約をして防災グッズの企画開発や、BCPと呼ばれる危機管理のマニュアル作成のお手伝いをしたり、
- メディア出演業…テレビやラジオなどで災害の解説や、防災に関するアドバイスを行ったり、
- メディア運営業…私自身が運営するwebメディア「備えるJP」、YouTube「そなえるTV」、voicy「そなえるらじお」などの運営を行ったりと、
- 「備え・防災」の何でも屋さんという立場で、お仕事をしております。
- Voicyは、突発的な災害などが発生した際の速報解説などにも役立っておりますが、防災・災害にまつわる色々なお話をすることで、私自身の情報整理やインプット・アウトプットに役立っており、引き続き毎朝継続をして参りたいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
#走り続ける理由
- ここからは、Voicyの週替わりハッシュタグから、「#走り続ける理由」というテーマを取り上げたいと思います。
- 人はなぜ走り続けるのか、人はなぜ防災をし続けるのか、そして私自身がなぜ防災という果てしないロードを走り続けるのかということですが…
- 防災対策というのは、その瞬間だけ有効になればよいものではありません。リュックを買ってきて玄関に設置したら終わり、非常食を買ってきて備蓄をすれば終わり、というものではなく、
- その時住んでいる場所や家族の構成に合わせて、常に内容を更新し、いつ災害に見舞われても大丈夫という環境を作る必要があります。
- 自然災害大国とは言いますが、それでも命を左右する大規模な災害というものは、そう毎年自分の周りで生じるものではありません。しかしそれがいつ来るかは分からず、明日なのか、来月なのか、10年後なのか、いずれにしてもいつか必ず生じる災害に対して、細く長く備え続けることが、家庭の防災においては重要です。防災対策は、短距離走ではなく、ゴールのない長距離走なのです。
- ただ、ゴールはないとは言え、走り続けるという行為を楽にするためのポイントは色々あります。建物対策や室内対策を万全にすれば、地震の揺れに対する準備はほぼ不要になりますし、
- ハザードマップ上で危険の無い場所に住めば、避難の必要性がかなり下がりますので、台風や大雨発生時の行動は楽になります。
楽をすることを意識する
- 防災対策を長続きさせるために、できるだけ楽をする。
- 平時にも使える「フェーズフリー」な道具を多用して、非常時にも使える道具を多く揃える。
- 食べながら入れ替える日常備蓄で、お金や期限管理の手間をかけない防災備蓄をする。
- とにかく手を抜くこと、楽をすること、お金をかけないことが、長続きする、走り続けることができる防災のポイントです。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「走り続ける理由」のお話でございました。
- 私自身が防災アドバイザーという活動を継続する理由は、どうせ仕事で防災をしなくても、プライベーで防災漬けになるからです。
- はっきりって、防災対策は趣味です。
- また人一倍臆病ですので、例えば戦争が勃発すれば、一日中ニュースをチェックして対策を考えるでしょうし、
- どこかで大地震が起これば、その詳細情報をひたすら集めて、家庭の備蓄を見直すでしょうし、
- 放っておいても、全自動防災マシンになるのが私の姿なのです。であれば、仕事にしてしまうことで、24時間気象庁のホームページをみていても、備蓄品をいじくり回していても、むしろ褒められると言う環境が成立します。
- 走り続けなければならない防災ロードだからこそ、それを仕事にしてしまうことで、プライベートも収入源も確保してしまい、走りやすくする環境をつくる、それが私が防災アドバイザーを続ける理由です。
それでは皆さま、本日も引き続き、どうぞご安全に!