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Voicyそなえるらじお #404 1日に必要なカロリーは「おにぎり」13個分…備蓄とお米の話

最終更新日:

執筆者:高荷智也

Voicyそなえるらじお #404 1日に必要なカロリーは「おにぎり」13個分…備蓄とお米の話

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、7月27日(水)、本日も備えて参りましょう!

シリーズ食料備蓄①

本日のテーマは「食料備蓄とおにぎり」のお話です。

  • 食料備蓄を始める前に、「どのくらいの食べ物」を用意すると、それが「何日分」くらいの食料になるのかを理解しましょう。まずは「1日辺りに必要なカロリー」の目安です。
  • 人が活動をするにはカロリーが必要ですが、これは年齢・性別・活動の激しさにより変わります。食料危機下において備蓄のみで生きのびようとすれば、当然活動レベルは低くなりますので食事の量も少なくなりますが、普段と同じ生活をしたり、あるいは食料生産を行ったりする場合には多くの食事が必要となります。
  • 目安として、食料危機に備えた政府の計画において用いられる基準値を示すと、1日に必要なカロリーは「2,168キロカロリー」となります。この値は全国民の平均値ですので、若者が多かった昭和時代はもう少し高く、逆に今後の推定はより小さな値になっています。わが家の場合の値はそれぞれ計算してみてください。
  • この値を元に、「このくらいの食料を備蓄すれば、このくらいの期間生きのびられる」という日数を求めることになりますが、イメージしやすくするため、お米に換算して考えてみたいと思います。
  • 精米した白米100グラムのカロリーは、およそ357キロカロリーです。これと1日に必要なカロリーを割り算すると、1日に必要なお米の量は607グラム・約4合になります。5キロの米袋があれば1名が1週間少々生きのびられるカロリー量になると言うことになります。
  • 毎日お米を4合も食べないよ、と思われるかもしれませんが、あくまでも「全てのカロリーをお米で摂取した場合」の計算です。おかずがあればお米の量は減らせますし、炭水化物以外を摂取する必要もありますので、タンパク質や各種ビタミン&ミネラルを備蓄することが重要です。

本日も、ご安全に!

ということで、本日は「食料備蓄とおにぎり」のお話でございました。

それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!

サイト管理者・執筆専門家

高荷智也(たかにともや)
  • ソナエルワークス代表
  • 高荷智也TAKANI Tomoya
  • 備え・防災アドバイザー
    BCP策定アドバイザー

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