Voicyそなえるらじお #414 災害時の群衆雪崩回避…率先避難者になるかリスク判断をするか
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、8月16日(火)、本日も備えて参りましょう!
最初に逃げるか最後に逃げるか
本日のテーマは「群衆雪崩の回避」のお話です。
- 今回はコメント欄に頂いたご質問への回答です。
- 質問をいただいたのは『#410 ミニマリストの防災的な強みと弱み、ミニマルな生活の注意点は?』の放送です。
- ご質問内容としては…
- 『群衆雪崩(テロや火災のみ)に関する質問です。テロや火災には対策の限界があり、一刻も早く逃げるべきですが、出口に人が殺到するため、大きな柱のようなものがあれば、一旦そこで待つということを読んだことがあります。しかし、災害が差し迫っている中、冷静に待てるとは思えません。また、待っていることで自分も被害に遭う可能性がございます。高荷さんは、この点どのような考えをお持ちでしょうか?』
- ということで、ご質問をくださいました「防災大好き!!!」さん、コメントをありがとうございます。
難しいパニック時の避難
- 群衆雪崩はしばしば発生する恐ろしい人災です。
- 日本においては、2001年7月21日に兵庫県明石市で発生した「11名が死亡、183名が傷害を負う」被害を出した明石花火大会歩道橋事故が有名ですが、首都直下地震などの大地震においても発生することが想定されています。
- 群衆雪崩は自らの意思では動けない程の密集に巻きこまれてしまうため、気づいてからの対処がほとんどできません。
- そのため、群衆雪崩に巻きこまれる前に避難を完了させるか、集団に突入しないかの判断が必要となります。
- …
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「群衆雪崩の回避」のお話でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!