Voicyそなえるらじお #737 中部ライフガードTEC2023参加…防災展示会の特徴のお話
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、12月9日(金)、本日も備えて参りましょう!
初参加しました
本日のテーマは「防災展示会」のお話です。
- 2023年12月6日~7日にかけまして、愛知県のポートメッセなごやで開催されていました、第11回 中部ライフガードTEC2023に参加してきました。
- この催しは、建築技術フェア2023in中部と同時に開催された防災展示会ですが、個人的には初めて参加してきました。本日はこのお話。
中部ライフガードTEC2023
- 主催は、名古屋市、愛知県、名古屋商会議所、JETRO、名古屋産業振興公社などで構成される、名古屋国際見本市委員会という団体です。また、内閣府、国交省、経産省、農水省、消防庁などが後援しており、全体的に行政主導の展示会となっています。
- 実際に展示会を見学しましたが、半分くらいのブースが行政関連の出展となっており、独特の雰囲気のある展示会になっていました。
- 今回私は、主催者による防災セミナーの講師と、出展ブースのひとつ、アルファ米の尾西食品さんのプレゼン講師、2つのセミナーをさせていただきました。
他の展示会について
- 国内では様々な防災展示会が行われています。
- 特に規模が大きいのは、RX JAPANが主催するオフィス防災EXPOの東京点。総務・人事・経理向けの展示会と併催される大きな展示会で、会社の防災担当となる人事総務関連の方が多くくるイベントになっているため、出展ブースも大変多いのが特徴です。東京・大阪・名古屋・オンライン版の開催があります。
- 今回の中部ライフガードTECと似た構成になっているのは、東京ビッグサイトが主催・東京都が特別協力をしているRISCON TOKYO、危機管理産業展です。こちらも東京都を始め、自衛隊、国土交通省などの行政出展が多いイベントです。またセキュリティ関連の展示会が同時に行われるため、オフィス防災エキスポ同様に総務関連の方の来場が多く、出展ブースも多いのが特徴です。
- さらに、展示会とあわせて数多くの講演会やセミナーが行われるのが、震災対策技術展です。会場としては毎年、横浜・大阪・仙台で行われており、私も最近は毎年、横浜と大阪の震災対策技術展ではセミナー講師としてお招きいただいております。こちらも行政関連の出展や、車両などの展示も多いのですが、同時開催の展示会はなく、純粋な防災展示会として行われている展示会ですので、中小メーカーの展示、防災グッズや備蓄食などが多い印象です。以前は備蓄食に特化した防災食品展が内部で行われていたりと、物系の情報を集めたい場合に向いている展示会です。2024年2月の横浜展では、私もセミナーを行わせていただく予定になっています。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「防災展示会」のお話でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!