Voicyそなえるらじお #537 大地震の直後に救助が開始されても死者は減らない…まずは耐震化を
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、2月13日(月)、本日も備えて参りましょう!
チャリティ講演会・ありがとうございました!
本日のテーマは「トルコ・シリア大地震」のお話です。
トルコの大地震
- 2023年2月6日(月)にトルコで発生した大地震、本日で発生から1週間が経過いたします。現地における活動は人命救助から被災者への生活支援に切り替わりつつありますが、最終的な被害の規模はいまだ未知数で、死亡者の合計が5万人を超えるのでは、という見通しなども報じられています。
チャリティライブとその後
- この大地震に対する支援活動の一環といたしまして、先週末2月10日に、YouTubeそなえるTVにて、「チャリティ・オンライン講演会」を実施いたしました。こちら同時接続で1000名以上の方にご視聴・チャットへのご参加を頂き、スーパーチャット、スーパthanks、またVoicyそなえるらじおへの差し入れをあわせまして、10万円を超える募金額が集まりました。改めて御礼を申し上げたいと思います。
- 集まりました募金につきましては、googleおよびvoicyの手数料分を私が補填する形で補いまして、国連UNHCR協会及び、日本赤十字社の窓口より募金をする予定でございます。
- ちなみに、トルコ大使館なども直通の口座などを設けておりますが、なぜUNHCRと日本赤十字経由にしたかと申しますと、地域と用途を考慮したことが理由になります。
- まず、今回はトルコ・シリアの両国に対する支援を行いたいと考えましたが、トルコは直通口座が用意されましたが、シリアへの直接送金の窓口はありませんでした。そのため、両国の被災地において、地震発生直後から直接的な活動を行っている団体に対する支援が良いのではないかと考えたことがひとつ。
- そして、大使館経由の義援金の場合は、最終的にどのような用途に使われるのかが分かりませんが、NPO団体を経由した場合は、ある程度用途を絞って選択することができます。国連UNHCRは、日本語で言えば「国連難民高等弁務官事務所」ですが、今回被災地となったシリアのような地域における難民対策のための機関です。また赤十字は医療関連に強みを持ちますが、トルコ・シリア両国に支部があり、大地震直後から救急医療の活動を継続しています。
- という理由で、この2団体を経由した募金を実施させていただこうと考えました。
- 募金が完了しましたら、改めてご報告をしたいと思います。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「トルコ・シリア大地震」のお話でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!