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Voicyそなえるらじお #543 食とエネルギーの確保は短期防災・究極の防災両方に重要な要素

最終更新日:

執筆者:高荷智也

Voicyそなえるらじお #543 食とエネルギーの確保は短期防災・究極の防災両方に重要な要素

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、2月21日(火)、本日も備えて参りましょう!

今日から始める本気の食料備蓄・第5刷り!!

本日のテーマは食料生産と食料備蓄」のお話です。

  • 昨年2022年8月31日に、徳間書店より出版させていただきました書籍、今日から始める本気の食料備蓄が、なんと増刷・第5刷りとなりました。
  • 食料備蓄に取り組みたい、そんな皆様のお役に立てていれば嬉しく思いますが、引き続き好評なのは大変ありがたいですね。

人類の歴史は食料生産の歴史

  • 人類の歴史は食料の調達・食料の生産の歴史でした。
  • 人口増加は食料増加と比例…
  • 農地の開拓、作物の品種改良、効率的な農法や肥料の開発、人以外の労働力の使役など、食料生産技術を少しずつ進め、余剰人口が生まれ、科学や文化が発展しました。現代では人口の大部分が、食料生産・加工・流通に関わらない社会が成立できています。

次のフェーズは食料の安定供給

  • 現在食料のほとんど、農業・漁業・畜産の大部分は太陽の光と熱に頼っています。これは潜在的に食料危機の可能性を秘めることになります。
  • 核融合技術の実用化により、エネルギー供給に余裕ができるに従って、天候に左右されない食料工場がドンドン増えるといいなと思っています。エネルギーが無限に使えれば、植物の光合成と、海水淡水化による農業用水の供給が無限になりますので、いくらでも食料品の増産ができるようになり、それは当然漁業や畜産の工場生産促進にもなります。
  • 情緒がないかもしれませんが、主食類であったりカロリー供給の主たる部分は、個人的には安定的な工場生産が広まった方がよいと思っています。
  • そしてこの領域は、AIとロボット化技術との相性がよいので、ますます少数の人間で食糧供給ができるようになり、生活が安定します。
  • これは宇宙進出においても極めて有効です。

人類よ宇宙を目指せ

  • 地球規模の災害、隕石の衝突・スーパーフレア・超新星爆発を始めとする天体ハザードや、超巨大噴火の発生、全面核戦争の勃発などが生じると、地球上で文明を維持することが難しくなります。
  • 人類は常にフロンティアを目指して活動件を拡大してきましたが、これは今後も宇宙進出という意味で必ず続くと思います。この時にネックとなるのが食料品の生産。備蓄には限界があります。
  • 無限のエネルギー供給、工場による食料生産は、宇宙進出に不可欠な要素であり、こうした技術が確立されると、いよいよ太陽系全体へ、活動エリアを広げることができるようになりそうです。
  • それまで生きていたかった…

本日も、ご安全に!

ということで、本日は「食料生産と食料備蓄」のお話でございました。

それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!

サイト管理者・執筆専門家

高荷智也(たかにともや)
  • ソナエルワークス代表
  • 高荷智也TAKANI Tomoya
  • 備え・防災アドバイザー
    BCP策定アドバイザー

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