Voicyそなえるらじお #553 災害時には旅行へ行こう!「避難所」は最後の手段です
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災!そなえるらじお」、3月10日(木)、本日も備えて参りましょう!
入口と出口の量は合わせる
本日のテーマは「避難」のお話です。
- 3.11にまつわる防災繁忙期がピークとなり、放送が途切れ途切れになっておりますが、皆様おかわりありませんでしょうか。私はどれだけ忙しくなりましても、睡眠時間だけは確保するようにしておりますので、今のところなんとか健康を維持しております。
- とにかく眠る時間が削られると、人間はあっという間にダメなるなと、思っているからです…
質問への回答です
- さて、今回もコメント欄にいただいたご質問への回答です。
- 正直忙しい時期は、ネタを持ってくることも大変になりますので、コメント欄へのご質問は正直かなりありがたいです。
- ご投稿を頂いた放送は、『#550 地震の6.2%・大地震の10.4%が生じる日本・2023最新版』で、「野寺坊」さんからコメントを頂きました。
- 避難所以外で自宅の代替方法について教えてください。
避難所に行くのは最後の手段
- まず、避難先に関するおさらいをしたいと思います。
- 避難先には「避難場所」と「避難所」の2種類があります。
- 今回ご質問を頂いているのは、おそらく生活をするための避難所だと思いますので、こちらを深掘りします。
- 避難所へ行くのは最後の手段で、本当は自分で身を寄せる場所を確保する異が望ましいのです。学校の体育館や公民館と行った施設は宿泊施設ではありませんので、お世辞にも環境が良いとは言えません。
- 最悪の場合は災害関連死につながるので、避難所へ行くことは最後の手段押して、まずは自分で行き先を確保することを考えていただきたいです。
- 一番いいのは自宅で在宅避難をすること、
- 台風や大雨等の事前災害の場合は、事前避難であれば自由に身動きがとれますので、例えば学校や仕事の等の制約がない方であれば、旅行に行かれるのがおすすめです。被災地以外へ旅行へ行ってしまえば、何の心配もいりません。
- さすがにそれは気が引けるという場合は、自宅周辺にある安全な場所のホテルなどに、自分で宿泊してしまうのがよいです。なお、基本的に避難や災害への対応は自助が原則ですが、自治体によっては風水害による事前避難に対して、ホテル代などの補助金を出している地域もあります。
- 大地震などの突発災害時は、まず被災地を出ることが難しいですが、それでも最低限の交通機関が回復したら、ライフラインの停止した被災地を出て、しばらくホテル暮らしなり、1ヵ月ほど旅行に行ってしまうのも方法です。
- 災害時の避難というと、つらく苦しいイメージしかありませんが、お金と時間が許すならば、楽しい旅行期間にしてしまえばいいと思います。
- 台風が来るたびにコロッケを作るよりは有意義ですね…
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「避難」のお話でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、どうぞご安全に!