Voicyそなえるらじお #580 自助と公助の分担…個人はキキクルを見て国はお米を備蓄する
最終更新日:
執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、4月19日(水)、本日も備えて参りましょう!
あれから7年
本日のテーマは「自助と公助」に関するお話です。
- ※ブログは短縮版です
- 防災には自助・共助・公助という、立場の違いがありますが、基本的に個人ができることは自助で、個人ではできないことは公助で、あるいは安全保障の一環として国が取り組むということが重要です。
避難に関する情報
- 台風や大雨の際に出される避難指示、早くても遅くても批判されます。
- 「キキクル」を使えば、リアルタイムでの「警戒レベル」をチェックできます。
- 一個人の情報レベルは、今や県知事や市長と大差がありません。
避難所に関する対応
- 災害時に解説される避難所、自治体が行うのは事前の指定と備蓄品の調達、避難所の開設・運営は全て住民が行います。
- 住民100%分の避難所を準備することはできますが、当然費用がかかります。それも全国民分となればとんでもない費用がかかります。
- 実態としては、数十年にいちどしか使われない避難所にどこまで予算をかけるのかは、議論すべき問題ですが、自助においては避難所へ行かない準備が必要です。
防災備蓄・食料備蓄について
- 防災備蓄は最低3日分・できれば7日分、可能ならば2週間分、防災が趣味の方は半年分が目安です。
- 防災備蓄は個人の義務であり権利です。
- 国が行うのは食料危機への備え、個人では準備できない期間、数年分の食料を確実に確保することが国の役割です。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「自助と公助」のお話でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!