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Voicyそなえるらじお #587 YouTube「そなえるTV」3周年!で振り返る…3年間で良かったことる方法は?

最終更新日:

執筆者:高荷智也

Voicyそなえるらじお #587 YouTube「そなえるTV」3周年!で振り返る…3年間で良かったことる方法は?

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、4月28日(金)、本日も備えて参りましょう!

YouTubeそなえるTV…3周年!(4/23)

本日のテーマは「YouTubeそなえるTV」に関するお話です。

  • 2020年4月23日にスタートいたしました、YouTube「死なない防災!そなえるTV」が、先日3周年を迎えました。また同じタイミングでチャンネル登録者さまの数も11万人を超えることができました。
  • まずは日頃、ご視聴、高評価、コメントなどを下さる皆様に対するお礼を申し上げたいと思います。今回はこの「そなえるTV」の3年間を少し振り返って参ります。

3年前

  • YouTubeそなえるTVを開始した2020年4月は、コロナウイルス感染症2019による初めての緊急事態宣言が出された直後でした。感染者は現在と比較すれば少ない時期でしたが、感染者中の死亡者・致死率が数パーセントと極めて高く、先行きも見通せない状況でしたので、世の中が文字通り緊急事態となっていた頃です。
  • 特に大都市からは文字通り人が消え、新幹線に乗れば貸し切り状態、ビジネス街からも人がいなくなると、SF映画のような状況であったことが思い起こされます。一方、今でこそ当たり前になったオンライン会議やテレビ通話については、まだ普及する前でしたので、人と会話をする仕事が全て無くなる状況でした。
  • 私自身も、講演会やイベントはもちろん、いまでこそオンライン通話とメールで完結する、執筆やコンサルティングなどのお仕事も、当時はまだ対面での打合せが必須でしたので、こうした打合せができなくなった瞬間、あらゆる仕事が無くなってしまい、このままではマズイと相当に焦っていたことを思い出します。
  • しかし、感染症パンデミックは永遠には続かないとも思っていましたので、社会が正常化する時期に向けての営業活動の一環として、以前から準備だけはして放置していた、YouTube動画を初めてみようと思ったのが、2020年の4月のことでした。
  • ちょうど、初めてのオンライン講演会を実施する機会があり、その講演会の内容を撮り直してYouTubeへ投稿したのが、1本目の動画となります。今見ると間の取り方やしゃべり方などが、YouTubeっぽくないと言いますか、間延びした感じがするのは初期の動画アルアルなのかもしれません。

その後

  • 2020年頃は、いわゆるYouTubeバブルの最後の時期という状態で、自宅から出られなくなった方々がYouTubeを見始める状況も重なり、幸いにして順調にチャンネル登録者さまを増やすことができました。
  • 4月23日に投稿を開始し、GWが開ける頃には登録者が千名を超え、8月の夏休み期間に5千人、そして半年後の10月には1万人を突破することができました。いろいろなモノがハマったことと、皆様に応援を頂いた結果ですが、これはなかなかよいスピード感だったのかなと思っています。
  • この頃はまだコロナ禍の影響でYouTubeに割ける時間も多く、週2回更新などができていた時期でもありました。また2020年11月には、今お聞き頂いている、voicy「死なない防災!そなえるらじお」も開始し、ほぼ今と同じようなメディアの展開となりました。

2年目

  • YouTubeそなえるTVが1周年を迎えた2021年4月、チャンネル登録者さまは2万5千名となりました。この頃、初めてのいわゆる「案件動画」の依頼が入ったり、YouTubeを見てと言う形で防災講演会のお仕事が入って来たりと、当初の目的であった「営業活動の一環」という成果が、1年間マメに動画を投稿し続けたことで徐々に現れて参りました。
  • そして一つの転機となったのが、2021年11月に、TBS・マツコの知らない世界に出演をさせていただいたことです。番組を見て私のことを知ってくださった方が増えたこともあり、チャンネル登録者の増加ペースが明らかに増えたり、講演会などでもあの番組をみましたとお声がけをいただくことが増えました。
  • 番組出演のきっかけはYouTubeの動画だけではありませんが、動画をきっかけに防災グッズをたくさん購入したり、実験をしたり、といったネタが行かせたことから、YouTubeやvoicyを起点としたネタの引き出し追加、使い回せるコンテンツの増加という良い効果が生まれたことは感じられます。

3年目

  • そして2周年を迎えた2022年4月には、チャンネル登録者さまが7万人を突破しました。コロナ禍はまだ続いていましたが、オンラインによる打合せや講演会などがすっかり定着したこともあり、仕事の量はコロナ禍以前よりも増えている状況で、そういう意味ではYouTubeチャンネルを立ち上げた目標も達成されたのかなという所でした。
  • ただ、そこでYouTubeを終了するかと言えばそうはならず、視聴いただく皆様との交流が楽しかったり、そもそも動画を作成する行為自体にハマってしまいましたので、営業と趣味を兼ねた活動として細く長く継続しようと思い、それが現在まで継続しています。
  • また明らかなYouTube効果としては、書籍の出版があります。そなえるTVを見て下さった出版社の編集さんからお声がけを頂き、そして生まれたのが徳間書店から出版された、書籍・今日から始める本気の食料備蓄でした。
  • YouTubeきっかけで出版ができ、またこの本を元にした解説動画、現在は9話まで公開されていますが、これもヒットし、そしてまた本が売れてという状況で、これは想像していませんでしたが、よい相乗効果を生んだなと思います。ちなみに書籍は現在、重版され第5刷りになるなど、大変ありがたい状況です。
  • また2022年の9月には、TBS・マツコの知らない世界に2回目の出演をさせていただき、しかも1時間の防災スペシャルになるなど、いろいろと忙しくさせて頂いた時期でもありました。
  • その後2023年1月には、チャンネル登録者さまが10万となり、有志の皆様の発案によるファンミーティングなども開催いただくなど、なんと言いますか、防災系YouTubeっぽくなったなぁと、そうした状況です。
  • そして先日、2023年4月23日に3周年を迎え、YouTubeからは銀の盾を頂き、登録者さまも11万人を超えるなど、引き続きありがたい状況が続いております。

まとめ

  • 昨今、YouTubeが稼げなくなったとか、もう時代は終わったとか、そうした話題もよく耳にします。本業がYouTubeである方は確かに大変な状況なのだろうなとも思いますが、私の場合は、営業活動と趣味をかねた活動ですので、数字や収益を気にせずに動画投稿ができているのは幸いです。
  • 実際、このテーマで投稿すれば伸びる、数字が取れるというネタは色々あるのですが、それを行うと色々なことが歪むことが分かっていますし、数字を追い始めると長続きしないだろうなという確信もあります。
  • そのため、例えば360度カメラによるジオスポット巡りなどは、明らかに伸びない動画なのですが、自分が楽しいのでそういう動画もバンバン出せていますし、今後も需要の少なそうなマニアック実験動画などを、誰の目も気にせず投稿し続けるだろうなと思っております。
  • 5年先、10年先、プラットフォームはYouTubeやvoicyではなく別の媒体になっているかもしれませんが、同じような活動は細く長く継続していると思いますので、3周年を迎えた所ではありますが、ぜひ5周年、10周年と、お時間のあるときに見たり聞いたりしてくだされば嬉しく思います。

本日も、ご安全に!

ということで、本日は「YouTubeそなえるTV」のお話でございました。

それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!

サイト管理者・執筆専門家

高荷智也(たかにともや)
  • ソナエルワークス代表
  • 高荷智也TAKANI Tomoya
  • 備え・防災アドバイザー
    BCP策定アドバイザー

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