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Voicyそなえるらじお #666 死なない環境4つのポイント!避ける・耐える・逃げる・しのぐ

最終更新日:

執筆者:高荷智也

Voicyそなえるらじお #666 死なない環境4つのポイント!避ける・耐える・逃げる・しのぐ

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、8月25日(金)、本日も備えて参りましょう!

#まさかのための防災

本日のテーマは「災害で死なない環境作り」のお話です。

  • 家庭の事前防災対策、シリーズ第3回目となる本日は、災害で死なない環境作りで行っていただきたい、具体的な4つのポイントのお話です。

Voicyウィークリーテーマ #まさかのための防災

  • 来週、2023年9月1日の「防災の日」は、1923年に発生した関東大震災からちょうど100年を迎える節目のタイミングとなります。いつ生じてもおかしくない「次」の大地震、温暖化による海水温度上昇の影響もあり規模が拡大する大雨や台風被害、家庭の防災対策は待った無しです。
  • このような状況もあり、来週、8月28日(月)から一週間、Voicyでは「#まさかのための防災」というトークテーマで「防災」について考える企画が行われます。
  • 家庭の防災対策で重要な、命を守る「死なない環境作り」のために必要な、災害を「避ける・耐える・逃げる・しのぐ」4つの具体的なポイントについて、Voicyパーソナリティの皆様がお話をするという内容になっています。
  • というわけで本日は、この「死なない環境作り・4つのポイント」に関する考え方について、お話をさせていただきます。

「死なない環境」に必要な要素を災害から守る、4つの具体的な対策

  •  家庭の防災における最重要事項、命を守る「死なない環境」作り、具体的には何をすべきでしょうか。
  •  「無敵のバリア!」「空気出ろ~」「美味しいご飯カモン☆」などの魔法が使えるならばそれでも構いませんが、多くの方は「防災対策」で必要な準備を行うことになります。防災対策は災害と「1対1」で行うことが基本ですが、日本で想定される自然現象や自然災害は多岐にわたります。
  • 「地震ならこれを守るためにこの準備を…、でも津波と火災は別で…、台風ならこっちが…」と準備を進めると、組み合わせが多すぎて永遠に終わりません。家庭の防災においては、「4つ」のポイントで対策を進めるのがおすすめです。

①   避ける…災害のたびに避難をしなくてもよい準備

 噴火・津波・浸水・土砂災害など、生じる場所が決まっている自然現象は、土地や建物条件で「避ける」ことができます。究極の防災対策は「引越し」です。

②   耐える…災害の直撃により自宅で即死しない準備

 大地震の揺れや台風による暴風など、日本中どこにでも生じる現象は、自宅の建物で受け止める準備が必要です。自然現象を災害にしないための準備を行います。

③   逃げる…避難すれば命を守れる災害で死なない準備

 噴火・津波・浸水・土砂災害などを、避けることができなかった場合は、発災時に「逃げる」ことで命を守ります。素早く安全に避難をするための準備が必要です。

④   しのぐ…インフラ停止によりジワジワと死なない準備

 電気・水道・道路などのインフラが停止した場合には、災害関連死や衰弱死など「災害の後で死ぬ」状況を回避する必要があります。防災備蓄品の準備が必要です。

本日も、ご安全に!

ということで、本日は「災害で死なない環境作り」のお話でございました。

それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!

サイト管理者・執筆専門家

高荷智也(たかにともや)
  • ソナエルワークス代表
  • 高荷智也TAKANI Tomoya
  • 備え・防災アドバイザー
    BCP策定アドバイザー

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