おはようございます！備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、4月3日（水）、本日も備えて参りましょう！

防災お茶会 in 金沢

本日のテーマは「防災お茶会」のお話です。

• とその前に、まずは地震のお話から。

岩手県北部の地震

• 昨日4月2日（火）の早朝、朝4時24分に、岩手県北部の沿岸を震源とする、深さ71キロ、マグニチュード6.0、最大震度5弱を観測する大きな地震が発生しました。
• それなりに大きな地震ですが、発生した場所が深さ70キロとかなり深いところだったため、広い範囲が揺れましたが、揺れの大きさはそこまで大きなものにはならず、幸い大きな被害は発生していないということです。
• 深い場所で発生する地震は、浅い場所で発生する地震よりも、広い範囲にそこそこの揺れをもたらすという特徴があります。
• 今回の地震は、M6の直下型地震ですので、浅い場所で発生していた場合は震度6弱～6強を観測することもありますが、深さが70キロと深いため、最大震度は5弱となりました。一方、この揺れは、青森県の南部から岩手県の北部まで、かなり広い範囲で震度5弱が観測されるなど、深い場所の地震の特徴が出ています。
• この地震について気象庁から解説が発表されていますが、ひと言で言えば、よく地震が生じている場所で、良く生じている大きさの地震が生じただけなので、普段通りの備えを続けるのみ、となります。
• 青森・岩手沖はプレート境界の海溝型地震も定期的に生じている地域ですので、今回は津波のない地震でしたが、大きな津波を伴う地震の発生にも日頃から警戒する必要があります。
• 津波の恐れがある地域にいる場合は、揺れたら逃げる、津波の恐れなしの発表が出たら避難をやめる、この原則が重要です。
• 向こう1週間程度は、最大震度5弱程度の揺れを伴う地震が続く恐れもありますので、付近にお住まいの方はすこし注意が必要です。

防災お茶会in金沢

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本日も、ご安全に！

本日は「防災お茶会」のお話でした。

それでは皆さま、引き続き、ご安全に！