Voicyそなえるらじお #914 100%の地震予知があっても家庭の防災では「常に備える」のみ
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、8月21日(水)、本日も備えて参りましょう!
キングオブコメント
本日のテーマは「地震予知と防災」のお話です。
- 腰痛2日目、本日は外出DAYでした。
- 腰サポーターと登山用のストックを使用して、エスカレーターとエレベーターをフル活用しながら移動することで、お仕事を終えることが出来ました。ただテレビ用に持って行ったズボンを履き替えることができず、実は昨晩の生放送、上半身はスーツでしたが下半身はサポーターとゆったりジーンズだったことは秘密です。
100%当たる予知も危険が
昨日8月20日は、WEBのニュースメディアサイト、NewsPicksのライブ番組「The UPDATE」の生放送に出演させていただきました。共演させて頂いた方が豪華で、私の防災論の土台になっている心の師、東京大学の目黒公朗先生。地震学者のロバート・ゲラー先生。SNSやWEB情報からデマを排除して集約するサービス、スペクティ代表の村上建治郎。そして私の4名でお話をさせていただきました。
地震防災に関する色々な話題が出たのですが、個人的に良かったことが、地震予知に意味は無く、常に備えるしか無い、ということを再確認したことです。
地震予知はできないが、100%当たる予知があったとして、その地震に対する備えは予知通りの備えでよいが、予知していない地震が生じる可能性があるので、逆に危険になる恐れがある。というあたりが問題だと思っています。
科学的な取り組みとして地震予知研究を進めることは重要ですが、家庭の防災においては常に備える、以外に考えるべきではない、と思います。
本日も、ご安全に!
本日は「地震予知と防災」のお話でした。
それでは皆さま、引き続き、ご安全に!