Voicyそなえるらじお #1139 100%的中する予言があったとして、それを活用できるのか?
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、8月1日(金)、本日も備えて参りましょう!
2025年7月5日に大災難
本日は「予言」のお話をしたいと思いますが、今回は7月最初の放送となりますので、まずは月初のチャンネル紹介・自己紹介から参ります!
こんにちは、備え・防災アドバイザーの高荷です
2020年11月にスタートした、当チャンネル、『Voicy・死なない防災!そなえるらじお』、前回2025年6月末時点で、放送1137回、フォロワー数は6,249名となりました!日頃から放送をお聞きくださっている常連のみなさま、そして新たにチャンネルをフォローくださった皆様、改めてお礼を申し上げます。
当チャンネルは、個人と家庭の備えと防災、また企業の危機管理をテーマに、災害と防災のお話をしています。直近で発生した地震・大雨・台風・噴火・感染症などの自然現象に関する解説や、これらに対する家庭と職場の防災に関するアドバイスなど、「防災をライフスタイルにする」ための様々な情報・ノウハウを紹介する番組として運営を行っております。
毎月少しずつチャンネル登録をいただく方が増えておりますので、毎月初回放送では、そもそも私が何者なのか、という簡単な自己紹介からスタートさせていただきたいと思います。
自己紹介
私は、「備え・防災アドバイザー」という肩書きで活動をしております、高荷智也と申します。大学や研究機関、あるいは防災関連の企業に所属していない、「フリーの防災アドバイザー/頭のおかしい防災グッズマニア」として活動をしております。具体的なお仕事といたしましては、
- 講師業…講演会やセミナーなどでお話をしたり、
- 執筆業…雑誌やwebメディアなどでコラムを連載したり、様々な防災記事の監修を行ったり、
- コンサル業…企業と契約をして防災グッズの企画開発や、BCPと呼ばれる危機管理のマニュアル作成のお手伝いをしたり、
- メディア出演業…テレビやラジオなどで災害の解説や、防災に関するアドバイスを行ったり、
- メディア運営業…私自身が運営するwebメディア「備えるJP」、YouTube「そなえるTV」、Voicy「そなえるらじお」などの運営を行ったりと
「備え・防災・BCP」の何でも屋さんという立場で、お仕事をしております。
そなえるらじおについて
そなえるらじおは、私、防災アドバイザー高荷智也が運営をしております、YouTubeチャンネル「そなえるTV」の姉妹チャンネルとして運営している番組です。防災に関する体系的な知識を学びたい場合はYouTubeそなえるTVが、最新情報やトレンドのお話、防災意識を維持する目的であればVoicyそなえるらじおがオススメです。
そなえるらじおは、コメント欄が大変賑わっていることに特徴があります。常連のリスナーさんも、初めての方も、お気軽にコメントをください。放送内容の感想、自分自身の防災のこと、また防災アドバイザー高荷への防災質問など、随時受け付けております。特に防災質問は
また、いまお聞きいただいているレギュラーチャンネルとあわせて、有料チャンネル・そなえるらじおプレミアム版「高荷智也の防災以外」も、多くの方にご登録をいただいております。こちらは私のプライベートや、レギュラー放送の裏側のお話などをするチャンネルとなっております。防災に関する学びを得るならば、レギュラー放送だけで大丈夫です。私自身の話を聞いてみたいという皆様、ぜひプレミアム版をお聞き下さいませ。
2025年7月5日に大災難…当たりましたね!
7月5日には何も生じませんでしたが、7月30日に生じたロシア・カムチャッカ半島のM8.8の巨大地震と、これに伴う津波、これは7月5日の予知夢的中でよいのではないでしょうか…これはなにかへんな話ではなく、単純に予言的中!すごいですね!というお話でよいと思います。
フィリピン海で巨大な津波が発生して大災難が生じる。場所はカムチャッカ半島でしたし、その後大災難も生じませんでしたが、M9.0の東日本大震災に次ぐ大きさの、M8.8という歴史上6番目に大きい巨大地震が実際に2025年7月に発生し、そして震源付近では津波を伴う被害も生じた、だいたい的中でよいのではないかと思います、すごいですね!…もちろん本気でそう思っているわけではなく、色々な感情を込めてこのお話をしています。
ただ、改めて考えると、1ヵ月単位で出される、日本全体への警告というものは、何ら役に立たないのだなと考えさせられました。
2011年3月に大災害、2025年7月に大災難、同じレベルで次の予言が出たとして、しかもそれが的中するとして、あなたは何をしますか?1ヵ月間自宅に引きこもるのか、そもそもその自宅は安全なのか、逃げるとして大災害とは何なのか、地震なのか津波なのか水害なのか噴火なのか隕石の衝突なのか、それが分からなければ対策のとりようはありませんし、そのXデイまでに何か別の災害が生じる可能性の方が高い。
あらためて、予言というモノは、100%的中してもしなくても、具体的な現象について、1日以内に都道府県単位くらいで当ててくれるような、ピンポイントの予言がでてくれなければ、使い物にならないということが分かりました。
ただ、それはいま台風予報という形で現実になっています。台風9号は直撃コースを外れる予報になっていますが、本当に危ない台風が来ることが分かっているタイミングでは、必要な行動を取りましょう。
本日も、ご安全に!
本日は「予言」のお話でした。
それでは皆さま、引き続き、ご安全に!