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短期間の保存であれば「脱酸素剤」は不要ですか?

最終更新日:

執筆者:高荷智也

「そなえるすとあ」で販売されている「無酸素保存」セット、ガスバリア袋「虫キラー」脱酸素剤「エージレス®」について、よくある質問と回答をまとめました。

Q.短期間の保存であれば「脱酸素剤」は不要ですか?

虫キラー(チャック袋)にお米を入れてファスナーを閉じますと、それ以降外からの空気(酸素)はほとんど浸入しなくなりますが、お米を入れた際に浸入した空気(酸素)が残りますので、この空気を使って害虫やカビが活動したり、酸化が進みます。

そのため、一度は脱酸素剤(エージレス)や使い捨てカイロを入れて、無酸素状態にすることが重要です。一度無酸素状態になれば、虫やカビは死滅しますので、それ以降わずかに空気(酸素)の浸入があっても、内部は安全となります。

※個人的な実験では、一度無酸素にしたお米を、以降脱酸素剤の交換なしで10年間保存しましたが、食味はともかく安全に食べることができました。

サイト管理者・執筆専門家

高荷智也(たかにともや)
  • ソナエルワークス代表
  • 高荷智也TAKANI Tomoya
  • 備え・防災アドバイザー
    BCP策定アドバイザー

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