命を守る防災グッズ・避難用の非常持ち出し袋を作る
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執筆者:高荷智也
まず用意すべき防災セットは「死なないための道具」、就寝時に生じる大地震対策や、安全な避難のための防災グッズを用意します。最小限用意すべき優先アイテム、基本の非常持ち出し袋リスト、家族構成ごとに追加すべきグッズなどを、専門家が徹底解説します。
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最小限の防災グッズ・寝室の枕元に置くべき防災セット
日本ならばどの家庭でも用意すべき最小限の防災セットが、枕元に常備をする大地震対策セット、本番用グッズの”つなぎ”です。懐中電灯・軍手・スリッパ・笛・メガネなどを、大地震の直撃を受けても飛んでいかないよう枕元に縛っておくことがポイントです。
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避難用の防災セットは2種類に分割して準備する
非常用持ち出し袋に何を入れるべきか分かりますか?重くなりすぎてはいませんか?防災セットは2分割しての準備がおすすめです。命を守るための道具に厳選した「非常用持ち出し袋」と、避難所生活を快適にする「インフラ代替セット」に分けて作りましょう。
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「非常用持ち出し袋」は命を守るための道具に厳選
非常用持ち出し袋には、避難時の安全を確保するための、命を守る道具だけを厳選して入れて、走って逃げられる重さに調整します。イザというさいに掴んで走り出せる最小限のアイテムと貴重品だけをオシャレなリュックに入れて、玄関先などで保管しましょう。
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「インフラ代替セット」は避難所生活を快適にする道具
それがなくても生死を左右しないという道具は、非常用持ち出し袋ではなく「インフラ代替セット」に分割して準備をします。3日分の水と食糧、睡眠グッズや日用品は緊急用の持ち出し袋には入れず、余裕があれば持ち出せる袋に入れてまとめてきましょう。