ペットボトルに一工夫、水を節約して体やおしりを洗う
最終更新日:
執筆者:高荷智也
災害時や水不足の際、手や体を、赤ちゃんの体を洗うための水が貴重になります。こんなとき、ペットボトルのふたに小さな穴を開ければ、手軽なシャワーがすぐ作れます。
水の節約ができる、ペットボトルハンドシャワーを作りましょう
- 材料
- ペットボトル:1本(手でつぶせるタイプが望ましい)
- ペットボトルのふた:1個
- 道具
- 画鋲や細い釘、キリやワインのコルク抜きなどのとがったもの
写真1:ペットボトルハンドシャワーの材料と道具
ペットボトルのふたに穴を開ける
画鋲などを使って、ペットボトルのふたに穴を開けます。はじめは1つだけ開けて使い、水の量を増やしたければ穴を増やすと良いでしょう。
写真2:ペットボトルのふたに穴を開ける
ペットボトルに水を入れて完成
ペットボトルに水を入れ、穴を開けたふたを閉めれば完成です。ボトルを手で握ると、穴から水が出ます。
写真3:ペットボトルに水を入れて完成
手を洗ったり、赤ちゃんのおしりが洗えます
水が節約できる
開ける穴の数を1~2個にすれば少量の水しか出ないため、水の節約になります。穴の大きさや数を変えたふたをいくつか用意すれば、用途ごとに使い分けられるので便利です。
食事の前に手を洗ったり、傷口の洗浄に使ったり、また赤ちゃんのおしりを洗うのにも使えるでしょう。ボトルは手で握りつぶせる柔らかいタイプを使うと良いでしょう。
写真4:水が節約できる
水を入れたペットボトルを、日中に日なたにおいておけば水が温まりますので、赤ちゃんに水をかける際などに利用できます。ただし水を入れたボトルがレンズとなり光を集光することがあるため、周囲に可燃物をおいておかないように注意してください。
写真5:赤ちゃんのおしりも洗える